地球温暖化が引き起こす影響を予測することは、世界最高権威のIPCCですら難しく、それは現代科学の限界でもあるわけですが、それを理由に、「そんな、本当にひどい影響があるかどうかわからないのに、温暖化対策なんて必要なのか?」というわけにはいきません。実は、地球温暖化というのも自然のサイクルの一つで、二酸化炭素が原因ではないかもしれません。もしそうであれば、莫大な費用をかけて対策を行うことに意味があるとは思えません。事実、将来地球温暖化が与える影響は、実は大したことはなかった、という可能性もあります。しかし、それはあくまでも可能性の話であり、予測をすることが難しいように、地球温暖化の影響は、実は思ったよりもはるかにひどいものだった、ということもありえるわけです。そのとき、人類は存続することができるのでしょうか?深刻な影響を与える重大問題、あるいは回復不可能な影響をあたえる問題については、「起こるかどうか、わからない」ということを理由に対策をとらずに放置するべきではありません。これを「予防原則」といいます。環境の保護を推進するために適用されている政策決定の一方法であり、この考え方は非常に大切です。事実、近年の国際社会においては、この考え方が一般化しています。
私達日本人も、国際社会に生きる一員として、子供に、孫に、将来の子孫のために、できることから協力してゆくべきだと思います。
環境問題 を知る All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24