さて、世界で最も地球温暖化に関して権威のある機関、IPCCは、地球温暖化による影響を一体どのように考えているのでしょうか。その予測をみてゆきたいと思います。
まず、IPCCは長期のシナリオをいくつも考えました。と、いうのは、経済成長、人口増加、エネルギーの消費など、今後どのように推移してゆくのか、といったことが非常に予測し難いからです。つまり、今のまま、経済も成長し、エネルギー消費も変わらず・・・といったシナリオであれば、将来はこのようになる、あるいは、エネルギー消費が少なくなれば、このように・・・といった予測をいくつも予測した、というわけです。事実、温室効果ガスを人類が排出制限するのか、増加させるのか、ということも未知数ですし、温室効果ガスによる温度上昇にも幅があり、それらの正確な予測は困難であるからです。また、自然のシステムは非常に複雑で、現代の科学でも分からないことも多く、したがって、その予測にはかなりの幅があります。
では、実際に2100年における、それらの予測をいくつか紹介してみましょう。
IPCCがかなり予測に幅を持たせていることがわかります。つまり、最悪のシナリオも、最良のシナリオも、人類は選ぶことが可能である、ということです。また、それだけ自然は複雑な存在であり、科学の限界というものを思い知らされます。
環境問題 を知る All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24