ところで、今日、二酸化炭素の排出を人類がストップすることができたとしましょう。晴れて、地球温暖化の問題はなくなる・・・・と思えば、実はそんなことはありません。何故でしょうか?そう、温室効果ガスの排出と影響の間には、相当なタイムラグがあるからです。そのため、温室効果ガスの排出を止めても、しばらくは地球の気温は上昇し、異常気象は続く(もしくはよりひどくなる?)のです。今、地球上で観測される結果は、過去に排出された二酸化炭素の影響により生じている現象なのだ、と考えるとわかりやすいでしょう。二酸化炭素は排出されてからも200年近く大気中に存在し、気温に変化を与えるまでに百数十年かかる、といわれています。なんと、海面水位に与える影響は、1万年ともいわれています。したがって、生態系はそれこそ1000年といった長きにわたり影響をうける、というわけです。今観測されている影響は、いったいいつの時代の二酸化炭素排出による影響なのでしょうか?その時代が古ければ古いほど、地球温暖化の影響は、実は大きいのだ、という可能性があります。20年後の地球は、それこそ予測できないほど大きく変化しているのかもしれません・・・・。
環境問題 を知る All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24