大理石でできた人工の彫像などが、酸性雨によって溶けてしまいます。大理石の成分である炭酸カルシウムが酸性雨によって溶かされてしまうからです。実は、直接酸性雨に当たっていなくとも、大気が酸性を帯びてくると、その影響で徐々に劣化してしまいます。したがって、過去の歴史的傑作、あるいはヨーロッパの古い町並みなども、これら酸性雨によって影響を受けることになります。
ローマの凱旋門、インドのタージマハール、アテネのパルテノン神殿など、いわば人類の遺産ともいうべきものが、酸性雨によって消滅、劣化の危機にさらされているのです。貴重な芸術であり、歴史的建造物を、次の世代にも残してゆきたいものです。
環境問題 を知る All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24