日本の土壌は、もともと中和能力が高いため、ヨーロッパほどの酸性雨による大規模枯死は報告されていません。しかし、それでも酸性雨が問題としてメディアにとりあげられることがあります。実は日本の硫黄酸化物、窒素酸化物を除去する技術は素晴らしく、大気中の二酸化硫黄濃度は減少しています。それなのに、なぜでしょうか?実は、それら酸性雨の原因のほとんどが、アジア諸国から運ばれてきた大気汚染物質が原因ではないか、という推測がなされています。中国などをはじめとして、急速な経済発展がみられるこれらの各国において、いかに大気汚染物質を抑制するか、というのが今後の大きな課題となっています。汚れた大気は国境を超えて世界中に運ばれていきます。そのため、大気汚染問題は世界的に取り組まなければならない問題の一つだといえます。
もちろん、私達も普段のライフスタイルを見直すことで、大気の酸性化を防ぐことに貢献できます。自動車の使用を控える、電気の使用を控える、など、身近に取り組むことのできる方法がたくさんあります。安全で、安心な空気のたえに、環境に気を配る生活も決して悪いものではないと思いますが、どうでしょうか。
環境問題 を知る All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24